「つい人と比べてしまってモヤモヤ…」を辞める3つの視点とは?
会社や人間関係において、つい人と比べてしまうことってありますよね。
わたしもそうでした。。
とくに31歳でフリーになって数年間。
勤めていたデザイン会社が当時リーマンショックの影響もあって不安定になり、辞めざるをえなくなりました。
それをきかっけにフリーランスになろうと決意し、スタートしたのはいいものの!
最初は小さな仕事しかできず、もちろん食べていくだけの余裕はなく、失業保険をもらいながらいつでも転職しようという気持ちで働いていました。
そんな時、周囲の会社勤めの人たちと自分を比べてものすごい自己嫌悪感と劣等感に苛まれる日々でした。
「30も過ぎてこんなことでいいのかな。私ってほんとダメだ。。」
自分には何もない、この先どうなっていくんだろう。。
あてもない不安が日に日に増すような日々でした。
年齢的にも周囲が結婚をしはじめて、ますます焦る日々。
私自身も40歳も半ばになり、それなりに見聞を重ね企業や個人の方のコンサルティングの仕事でだんだん経験を積む中で気づいてきました。
「人ってみんな誰かと自分を比べて苦しんでいるんだな」と。
多方面の業界・業種の方と出会い話を伺ってきた中で常に感じました。
「どうしたら人と比べてしんどいを辞められるんだろう?」と考えてきた中で、模索を続けて数年。
とうとうヒプノセラピストの資格も取得し、あらゆるこれまでの経験から「これは有効!」と思える3つの視点に気がついたので、シェアしてみたいと思います。
私自身はこの視点が入ったことで「人と自分を比べてしんどい」ということはもう無くなりました。
あくまでも、人は人、自分は自分と思うからです。
「そうは言っても!わかってるけど!そんな簡単じゃないし、
なかなかそう思えないよー」というのが本音ではないでしょうか?
そんな方に少しでも参考になると嬉しいです!
目次
- ■人と比べてしんどいがなくなる3つの視点
- 【1】長期的な目線で見る
- 【2】自分の価値観を明確にする
- 【3】潜在意識を味方につける
■人と比べてしんどいがなくなる3つの視点
【1】ものごとを長期的な目線で見る
【2】自分の価値観を明確にする
【3】潜在意識を味方につける
【1】長期的な目線で見る
「人生万事塞翁が馬」……一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。
幸運か不運かは容易に判断しがたい、ということ。
(人生で遭遇することの吉凶や禍福は、変転きわまりなく、容易にさだめがたい。一見悪いことがよいことにつながり、逆によさそうなことが悪しきことにつながっていく。)
コトバンク
今、目の前に起こっている事象だけで人と比べてしまってモヤモヤ…って経験、誰でもあると思います。
でも、長い目で見ると、今比べてしまっている誰かや何かも、案外別の視点で捉えることができるかもしれません。
こちらの記事▼で過去の私の印象的なエピソードを書いていますので、よかったらのぞいてください。
【2】自分の価値観を明確にする
人と比べてしまう時って、自分のことがよくわかっていないことが多いんですね。
もっというと自分が何を大切にしているか、自分にとってプライオリティ(優先度)の高いことや何を大切にして生きていきたいかなどの「価値観」が明確ではないということです。
ここがブレていると人の話を聞いた時に安易に流されてしまうことになるんです。
例えば、ここで具体例を出してみますね。
このような思考傾向の人がいたとします↓
「自分は健康でゆったりした生き方を優先的にしたい。
あくせくしたくないし、沢山の人と関わるよりは、家族や身近な人と穏やかに小さく暮らしたい。」
…このような志向で、なんとなーく漠然とした考えを持っている方がいたとします。

でも、この価値観に無自覚で普段は意識していないし、言語化できていない。
なので「自分はなんとなくこうだなー」程度に考えているか、そう思っている自分自身にも気づいていないとします。
こんなふうに自分の価値観をはっきり自覚していない場合、ビジネスで起業してバリバリ仕事をこなしている人を見ると、無自覚に自分はダメだ…となってしまうんですね。
あの人に比べて自分は、と。
でも実際、そうでしょうか?
おそらく、ビジネスでバリバリ稼いで起業をしようと思うような人は、仕事が好きで働いたり人のために時間を割くことに対して苦労だとは思っていないと思います。
楽しいからやっている。長く続けていける人の秘訣ってそこだと思います。
対して前者の小さな穏やかさにプライオリティを置いている生き方が劣るという訳では決してありません。
派手ではないけど、もしかしたらこの方が健康で貯金もあったり(!)するかもしれないですよね。
たくさん稼ぐ人って投資もしていて”宵越しの銭は持たねえぜ”って人もいます(笑)
では、価値観を決める、もしくは知るためには何が大事かと言うと、まずは自分にとって必要ないものを見極めることなんです。
「やりたくないこと」「こうゆう生き方はしたくない」と思うことを先に決めるんですね。
その上で、自分にとっての価値観を決める。そしてそれを毎日手帳などに書いおいて確認するんです。
メモをパソコンの付箋にはっておくなどもいいと思います。
要は忘れないように、毎日自分にスローガンのように掲げることが大切です。

【3】潜在意識を味方につける
ヒプノセラピーを学ぶ中、潜在意識の仕組みとして「自分の潜在意識にないものは目の前(現実)に現れない」と知りました。
逆を言うと、目の前に現れている現実は自分の潜在意識に存在しているということ。(つまり叶う可能性があるということ。)
目の前に自分と比べて劣等感を感じてしまうほどの人が身近に現れたということは、自分にもその可能性があるということなんです。
逆にいうと、「その可能性があるから目の前にその存在を見た」ということ。
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例えば、あなたが脚本家になりたいとします。
日々、ドラマを見て勉強をし、実際脚本を書く練習をしてみたり、ネットで脚本スクールの情報を見たりしています。
そのうちに身近に本物の脚本家の人があわられて、会って話をしたりできるようになったりもします。
どんどん、憧れの職業の人が身近になるということ。
そうすると、実物の現役脚本家が潜在意識に溜まっていって、ある時デビューということになるわけです。
ここで「人と比べて…」とか「誰かを羨ましい」とか感じたら唱えるといい魔法の言葉があります。
「やったー、これはわたしだ!とうとう身近になってきたんだ♪」
いかがですか?
無意識にでも日々考えていることが現実を作ります。
だとしたら、少しでもワクワク楽しくポジティブに考える癖をつけると、どんどん現実がそういった方向に動くようになりますよ^^
昔、プロゴルファーのタイガーウッズが、相手のパッドも「入れ!」と念ずる話、有名ですよね。
https://ddnavi.com/serial/988193/a/もし辛いことがあった時は、
「わたしに気づきを起こさせるためにこうゆう出来事が起こってくれたんだな〜、ここから良い方向へ改善していけるんだな!感謝!」と思ってみる。
なかなか最初からうまくいかなくても徐々にでも効果はありますよ!
誰かを羨ましいと思ったり、比べて劣等感を感じるようなことがあった時、「あ、わたしもこうなるんだ!」でどんどんポジティブになれたら最高ですよね。
潜在意識を味方につけると夢実現も早くなります!
人と比べてしまうモヤモヤ解消の3つの視点、
【1】ものごとを長期的な目線で見る
【2】自分の価値観を明確にする
【3】潜在意識を味方につける
長期的視点は心がけで、価値観の深堀り、まずは自分をしることから。
まずは、潜在意識を紐解いて”自分を知って”みませんか?